BP5 リアデフオーバーホール(3)(20191013の続き)

どうも、気が向いた時だけブログを更新するyasudaspeedです。

第3回を迎えたRデフO/Hですが、これまでの記事を読み返してある事に気が付きました。

1回目:現状のバックラッシュと歯当たりは確認したものの、ほとんどがSST作成。

2回目:強引な破壊工作によりバラして、循環濾過式洗浄システムを構築。

ヤバい…外堀ばっかり埋めて、全然デフO/Hをしてないタイトル詐欺(笑)

それはタイトル詐欺じゃないとわかってくれる方だけ、しばらくお付き合いください。

破壊して取り出した(?)サイドベアリングホルダーは、

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鉄のデフケースとアルミのホルダーで電食したうえ、鉄サビもびっしりと…。

SSTの外径が92mmだったので、ネジ表記にするとだいたいM96XP1.25(Pは確定値)。

それが約6山…M12に換算するとM12XP1.25X6X8=M12XP1.25X4D(←Wow!)のサビ。

そりゃロングスピンナーがしなるほどトルクをかけても無理ですわ。

緩めようとした私の体勢は、ほぼ全体重を手に集中し、足は爪立ちでプルプル(笑)

もしスピンナーが完全に固定されていたと仮定した場合、中国雑技団ならそのまま逆立ちしていたことでしょう、というレベル。

まぁ、オジサンには無理ですけど。

で、体調のいい時だけ限定で破壊活動に勤しみ、仮洗浄を済ませたら、

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鉄アングルでコンパニオンフランジを固定するSST(この位ならサラっとできます)を作成。

鉄アングルと汎用ボルトナットを常に在庫している謎の民家はともかく、

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プーラーでコンパニオンフランジを抜くと、既にダークグレーです(嫌な予感)。

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プレスにセットし、ピニオンシャフトを抜くと、

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画像にはいないテーパーローラーベアリング(小)(以下、TRB(S)と略します)の嵌る部分が焼け、周辺はカーボン混じりのオイルで真っ黒。

TRB(S)が画像にいない理由は単純で、夜だと黒すぎて画像では何だかよくわからず、暗くて上手く撮影できないので諦めて、周辺の状態から推測してもらうことにしたため…。

松〇しげるさんか、た〇めいけんの茂出木シェフか、という感じ?(笑)

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洗浄後のTRB(S)(中央)も、インナーレースの色合いが若干おかしいですね。

ちなみにパイプ状のカラーの両端の青色は、高周波焼入れによるものと思われます。

完全分解に向けて、

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TRB(L)にベアリングセパレーターをかけ、プレスで押して外します。

ここはかなり嵌め合いがキツくて、操作力も音も「大丈夫?」ってビビります。

無事離脱出来たら、シムの測定。

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久しぶりのマイクロメーターで目盛りを読み誤ったのが、メモからバレバレですが…。

複数回測定することで、ちゃんと補正しています。

それよりもメモの中程、「トータルプレロード 800g」ってまずまずの衝撃です(汗)

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TRBが4つでコンパニオンフランジをバネばかりで測定した値が、800gって…。

コンパニオンフランジを手で回した感触で、プレロード過少は気付いていましたが、0.8kgは絶対にありえない値です。

整備解説書では、ピニオンシャフト単体のTRB(S+L)2個で1.3~3.3kgの範囲。

サイドベアリング2個が加わる前に、既に下回っています。

さ~て、どうしましょうね?

と困ったフリをしつつ、もうこれでタイトル詐欺とは言わせない!

と自信を持って言えます(そこじゃない)。

そういえば上の方で素材の在庫云々と書いているのに、油圧プレスやマイクロメーターは当たり前のようにさりげなく登場する謎の民家…。

お宅にもプレスはマストアイテムで、マイクロメーターは25mm刻みで4つくらいありますよね、きっと(笑)

それはもはや民家ではない!と自分でツッコんだところで、ひとまず終わります。

(例によって次回に続きます)