BP5 リアデフオーバーホール(4)(20191016~20191017)

どうも、体調の良い時だけ作業することにしているyasudaspeedです。

前回、デフ周辺を完全分解したつもりでしたが、忘れていたモノがありました。

デフケースに残った、テーパーローラーベアリング(以下、TRBと略します。)のアウターレースです。

整備解説書によると、黄銅棒とハンマーで叩き出すことになっていますが…。

他の方の整備記事を見ても、「簡単に抜けました。」というのが多い中…。

私の場合、手が痛くなるほど叩いても、全然抜けません(泣)

仕方なく、

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アウターレースを抜くためだけに、鉄板からアダプターを切り出しました。

これを知恵の輪の要領でデフケースに落とし込み、油圧プレスで押してようやく、「簡単に抜けました。」と言えました。

さて、部品発注ですが…。

最もダメージを受けているのは、フロント側のTRBです。

その余波を受けて、コンパニオンフランジのラジアルボールベアリングとリア側のTRBも交換します。

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デフのサイドベアリングとそのホルダーも、当然交換。

オーバーホールでは必ず交換する、オイルシールとガスケットも。

加えて、TRBのプリロードや歯当たりを調整するシム。

結果、全ベアリングとシール、ガスケットと元々組まれていたシムの前後2グレード。

シムはとりあえずという感じで、ダメだったら追加発注します。

特定の車種ばかり扱うプロなら、シムは全種類揃えるんでしょうけど…。

DIYならとりあえず0.05mm刻みの上下2グレードで様子を見た方が、懐に優しいのです(笑)

部品が揃うまで、他にできることはないか?ということで、

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回らなくて破壊したサイドベアリングホルダーの相方、

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サビで埋まったデフケースのネジ山を掃除します。

ピッチゲージで測定したところP1.25だったので、

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M10XP1.25のタップでコリコリ…大漁です。

地味~に全周X左右。

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サビは完全には取り切れないものの、ようやくネジ山らしくなってきました。

次は、デフ玉です。

サイドベアリングにプーラーがかからないため、リングギアとボルトを外して、

f:id:yasudaspeed:20200322213810j:plainよっこいせっと離脱。右の段ボールには、ボルトを順番に刺しています。

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デフ玉がアルミの切粉まみれになったため、デフをバラしてサイドギアやピニオンも洗いたいところですが、一見オープンデフに見えて実はビスカスLSDのため、

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VCUを分解しないよう、メーカーからキツく言われております。

仕方なくバラさずに執拗に洗浄して、微小なアルミの切粉は鉄に負けちゃうと諦めて、

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サイドギアのバックラッシュ測定だけに留めます。

発注していた部品が入荷したので、

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リングギアをネジロック併用で組付け、新品のサイドベアリングを圧入。

書いている本人が疲れて飽きてきたので、今日のところはこの辺で…。

(もちろん、次回に続きます。)